発見(discovery)と発明(invention) - イノベーション(innovation)遂行に必要な諸要素

Innovation 遂行に必要な諸要素
 
1.Innovation 遂行に必要な諸要素として、発見と発明を取り上げる理由
科学、技術、ビジネスの区別 ー「科学」活動、「技術」活動、「ビジネス」活動の区別のために必要な概念としての、発見と発明
「アイデア」と「アイデアに基づいて創られたもの」の区別を前提として、Innovationプロセスの構造的諸要素を理解することが必要
 
2.innovation 遂行に必要な構造的諸要素
1) 発見
2) 技術的アイデア(特許etc)
3) 発明品
4) 製品(実用品)

上記の諸要素は、Innovationに関するリニア・モデルのように時間的に直線的に進行する場合もあれば、Innovationに関する3 Klein=Rosenbergによる連鎖モデルのように時間的な前後関係にはなく複雑に絡み合いながら進行する場合もある。

<参考>
リニア・モデルを主張した最初の文献と一般にされている文献:Bush, V. (1945) Science: The endless frontier, United States Government Printing Office, Reprinted July 1960, National Science Foundation
Klein=Rosenbergによる連鎖モデル:Klein,S.J. and Nathan Rosenberg(1986) “An Overview of Innovation” in Landau,R., Rosenberg,N.(eds.) The Positive Sum Strategy:Harnessing Technology for Economic Growth, National Academy Press, p.290.

 
3.よりよく理解するための問題
問1 授業中になされた「発見」と「発明」の区別に関する説明をわかりやすい文章にしなさい。(2点)
 
問2 イノベーションを最初に技術革新と等値したのは、経済企画庁編(1956)『昭和31年度経済白書:日本経済の成長と近代化』至誠堂である。そこでは、「原子力の平和的利用とオートメイションによって代表される技術革新(イノベーション)」というような表現がある。
 原子力発電所が、「原子力の平和的利用」の代表的なproductであり、その当時は原子力のそうした利用により産業革命が引き起こされるとされ、「技術革新のための新投資の対象」である、と考えられていた。
 原子力発電所というproduct innovationと関連する「発見」を1個以上挙げなさい。ただし最大で5個までのみ採点対象とする。 (各発見ごとに1点)
 
問3 授業では、英語のinventionという単語が、「新しい技術的アイデアの創造」という意味と、「新しい技術的発明品の創造」という二つの意味を持っていることを指摘した。「新しい技術的アイデアの創造」と「新しい技術的発明品の創造」を区別することが有用な例を一つあげ、下記のような形で論じなさい。
 
 1932年のチャドウィック(James Chadwick, 1891-1974)による中性子発見を契機として、原子の質量をエネルギーに人為的に転換するための技術的手段およびメカニズムが徐々に明確になっていた。
 まず最初にシラード(Leo Szilard,1898–1964)が1933年に「連鎖的核分裂反応」(nuclear chain reaction)概念という技術的アイデアを提唱するとともに、1934年には連鎖的核分裂反応という技術的アイデアの用途に関する特許を出願している。すなわちシラードは同特許の1934年6月28日出願時のProvisional Specification No.19157の7行目から13行目において「この発明の対象は、放射性物質を生産すること、放射性物質の生産によってエネルギーを貯蔵すること、動力生産(power production)や他の目的のために原子核変換(nuclear transmutation)によって核エネルギーを解放させることである」と記すとともに、中性子による原子核変換の連鎖反応(chain reaction)によってエネルギーを取り出す装置の可能性を提示している。なお1934年7月4日修正のProvisional Specification No.19721では発明内容の順番が変更され、動力生産が最初に挙げられている。
 このようにシラードは「原子核に中性子を衝突させることで連鎖的核分裂反応を引き起こして動力を生み出すこと」に関する英国への出願特許という技術的アイデアを1934年6月には提示しているが、実際に「原子核に中性子を衝突させることで連鎖的核分裂反応を引き起こして動力を生み出すこと」ができる技術的可能性の実験的確認でさえ、1942年12月2日のフェルミらによるシカゴ・パイル1号原子炉による臨界の実現と8年後である。
 次に1951年には実験炉EBR-Iという実験炉(発電が実際に可能であるかどうかを実験的に調べるための原子炉)が発電容量も1kWと極めて小さいが、原子力発電を実際におこなった。世界最初の実用的な原子力発電所は、1954年6月に運転を開始したソビエト連邦のオブニンスク原子力発電所と言われている。これ以後、アメリカ、イギリス、カナダ、フランス、ノルウェーなどで原子炉が続々とつくられた。
 このようにシラードによる連鎖的核分裂反応を利用した動力生産という「技術的アイデア」)の提示(1934年年6月)から、実際に連鎖的核分裂反応を利用した動力生産をおこなう実用的な原子力発電所という「発明品」・「製品」であるソビエト連邦のオブニンスク原子力発電所の出現(1954年6月)までは20年もの期間がかかっている。

 こうしたウランの核分裂現象を利用した発明品に基づいて製造されたProductが、原子爆弾や原子力発電所である。

参考資料
「シラードによる原子核分裂の連鎖反応に関するイギリスでの特許630,726号(1934年6月28日出願) ”Improvements in or relating to the transmutation of chemical elements”」
http://worldwide.espacenet.com/publicationDetails/biblio?CC=GB&NR=630726

 
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保険業界のイノベーション

保険業界におけるイノベーションに関する参考記事
 
https://www.accenture.com/jp-ja/insight-are-you-ready-be-an-insurer-things
「モノのインターネット(Internet of Things)」が台頭する経済環境において、保険会社はビジネスモデルへの大胆な再構築が求められとしている。
 
https://www.accenture.com/jp-ja/insight-insurance-technology-vision-2017
アクセンチュアは、「世界31カ国の563名の保険の経営層およびIT部門責任者」を対象に、「テクノロジーが自社にいかなるインパクトを与えるか、直近数年のテクノロジー投資における優先度」などに関する調査を2016年11月から2017年1月にかけて実施した。「日本の保険の経営層およびIT部門責任者は31名が含まれ」ている。
関連ニュースリリース:アクセンチュア(2017)「保険会社の経営幹部は、AIによって変革が進むと予想。一方で、既存IT基盤との互換性への懸念も浮き彫りに――アクセンチュア調査レポート「テクノロジービジョン2017 保険業界向け」」2017年7月26日付けニュースリリース
 
大久保草敬、大喜多雄志(2016)「テクノロジーの進化が迫る保険デジタルイノベーション」『週刊東洋経済臨時増刊  生保・損保特集2016年版』pp.52-59
 
http://www.sjnk-ri.co.jp/issue/quarterly/data/qt67-2.pdf
従来の業務等の効率化にくわえ、先進的なデジタル技術の活用によって、既存のビジネスモデルにイノベーションや変革をもたらすことで、より顧客ニーズに沿った価値の提供を実現し、新たな収益を生み出すことを目指した動き」としてのDigital Transformation(デジタル化による変革)を、業務のデジタル化としてのDigitaizationと区別すべきとしている。
具体例として、AXA グループにおけるDigital Transformationの取り組みを紹介している。
 
https://www.sapjp.com/blog/archives/11207
労働人口の減少による保険の保有契約高の減少という傾向のもと、日本の保険会社の未来はどこにあるのかを、日本の保険会社と保険業界のイノベーターとの差異の分析などを通じて論じている。
 
https://www.sapjp.com/blog/archives/11082
ボストンコンサルティンググループ(BCG)は、保険業界は成長産業であると考えている。ただし、成長実現のためには「イノベーションが必要で、そのブレークスルーになるのがテクノロジーである」としている。
そして、保険業界のブレークスルーを加速化させるキーワードとして、(1)通信・端末、(2)顧客、(3)ソフトウェア、(4)情報という4つを挙げて説明している。
 
 
 

RGA リインシュアランス カンパニー日本支店(2014)「生命保険における商品開発のイノベーションと最適化」
https://www.rgare.com/docs/default-source/subsite-materials/knowledge-center-materials/life_insurance_product_development_innovation_and_optimization_japanese.pdf

三井住友海上におけるイノベーションに関する参考記事・資料
1979年に住友海上の社長に就任した徳増は、「「イノベーション」の名の下に、社員の意識改革を図り、業界BIG3を目指した」とされている。本書の第2部のタイトルは「イノベーションこそ企業の命」と書かれている。
 
http://college.nikkei.co.jp/article/61595914.html
本WEBページにおいて「保険は技術革新を支えるインフラ」であるとか、「これまで人間が行ってきた保険業務の一部が人工知能(AI)に置き換えられる」という発言が紹介されている。
 

重森大(2017)「三井住友海上がロボットに注力の理由、ビルメンテ事例で見えた人との住み分け」

三井住友海上火災保険 公務開発部 開発室の北河康弘氏の講演「外食・中食産業イノベーションに向けたロボットの活用事例と実用化のヒント」における発言が紹介されている。本WEBページで同氏は下記のように、「ロボットの普及は新たな保険ビジネスを生み出す」としている。
「自動運転技術の開発が進み、自動車の事故はこれから減っていくでしょう。それ自体はいいことです。しかし、安全性が高まれば保険という商品の魅力は低下します。逆にこれから保険が求められるのはどこかといえば、それはロボットが導入される職場です。ロボットの普及は、新たな保険ビジネスを生み出すと考えているのです」(北河氏)
 
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POSシステムのイノベーション

POSシステムの構成
POS=Point Of Sales system(販売時点売上情報管理システム)
「物品の販売データ(物品名、売上数、売上金額、販売日時など)の管理・集計システム

1.サーバー
2.POSターミナル(端末)
3.POSソフトウェア
4.バーコード読取装置などその他周辺機器

 
POSシステムを利用した販売プロセスのイノベーション
amazon GO
 
参考資料

ビジネス機械・情報システム産業協会 流通情報システム機器部会(2004) 『小売業を支えたレジスタ・POSの125年』
https://www.jbmia.or.jp/.ckparts/documents/report_buturyu.pdf

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カメラのイノベーション

デジタルカメラのイノベーションに関する資料および分析
 
 
 
 
 
外薗祐里子「急速なデジタル化で「特約店体制」崩れ、直販に移行 富士写を襲う“成功の復讐” 」『日経ビジネス』2004年11月1日号,pp.
 
 
 
 
カメラメーカーにおける製品開発物語

https://www.olympus.co.jp/brand/museum/camera/

初代セミオリンパスI型から現在までのオリンパスの歴代カメラに関する技術と開発秘話を紹介したWebページ
 
クリステンセン的視点から見たデジタルカメラのイノベーション
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任天堂3DS - 事例研究data[2018年1月版]

1.任天堂3DSの販売数量関連
日本における任天堂3DSの販売開始は2011年2月26日、EUが2011年3月25日、アメリカが2011年3月27日である。グラフは、各年度ごとの販売量を示したものである。
2017年の3月までで、任天堂3DSの販売台数は国内2,331万台、世界6,612万台である。また任天堂の3DS用ソフトの販売台数は、国内 12,343万本、世界販売台数32,925万本である。
任天堂3DS販売台数の推移2011-2016(単位:万台、会計年度別)
 
Nintendo_3DS_soft-sales
 
課題1-1 任天堂(2017)「連結販売実績数量推移表」に基づいて自分で上記のグラフを作成し、考察を加えなさい。
 
2.任天堂3DSのGPU関連
(1)グラフィックス性能
a.グラフィックス性能に関する記事1—「頂点性能1,530万ポリゴン毎秒、ピクセル性能8億ピクセル毎秒」
b.グラフィックス性能に関する記事2 —「頂点性能4,000万ポリゴン毎秒、ピクセル性能8億ピクセル毎秒」
任天堂3DSのGPUは、ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)のPICA200をカスタマイズしたものである。そのDMPのPICA200のカスタマイズ前の基本性能は、であり、PSPのGPU性能「頂点性能3,300万ポリゴン毎秒、ピクセル性能6億6400万ピクセル毎秒」を少し上回る程度の性能であるとされているが、ディジタルメディアプロフェッショナル社のWEBページなどの記載にあるように、頂点性能の数値は1530万ポリゴン毎秒の方が正しいと思われる。

「DMPのサイトに公開されている、V4×P4の基本デザインを200MHz駆動させたPICA200のパフォーマンスは頂点性能4,000万ポリゴン毎秒、ピクセル性能8億となっており、このパイプライン数やこのパフォーマンス値で過去をあたると、大体、NVIDIAでいうところのGeForce2~GeForce3くらいのパフォーマンスになるだろうか。
 PSPのGPU性能である頂点性能3,300万ポリゴン毎秒、ピクセル性能6億6400万ピクセル毎秒とよく比較され、「思ったほどハイスペックではない」という意見も聞かれるようだが、むしろコスト重視の任天堂にしては、十分過ぎるほどのスペックを持ってきたという印象すらある。」

[出典]
西川善司(2010)「西川善司の3Dゲームファンのための「PICA200」講座(後編) 「MAESTRO-2G」からニンテンドー3DSの表現力を考察する!」Game Watch, 2010.10.07
http://game.watch.impress.co.jp/docs/series/3dcg/20100716_381357.html

c.ディジタルメディアプロフェッショナル社のプレスリリース —- 任天堂3DS他への採用関連記事
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2017卒論の注意点

下記の注意事項すべてを絶対に守ること。下記の注意事項に関して、たとえそれが一部でも守られていない卒論は、そのことが判明した時点で不可扱いとします。
  1. 「他の人が作成した文章を出典を明示せずにそのまま無断で使わないこと」「出典を明示せずに前後関係や語句を若干変更した程度で利用することも不可」「見出し1が、ページの冒頭に来るようにすること。すなわち、見出し1のところで改ページをおこなうこと」など、「佐野ゼミでのレポート・卒論作成に関する注意事項(1) —基本編」2013年11月20日の注意事項を必ず守ること
  2. 複数の事例研究や理論研究を取り扱っている場合には、参考文献リストをそれぞれ該当の章の終わりのところに移動すること
  3. 卒論のテンプレートに書かれているように、参考文献リストは、「アルファベット順→アイウエオ順かつ年代順で書いていくこと。外国文献で日本語訳があるものは日本語訳も書いておくこと。」「Who, When, What, Whereという4つの情報、すなわち「著者・執筆者は誰か?あるいはどの企業・組織か?」、「いつ発表(または作成)されたのか?雑誌の発行年月日(または巻号数)はいつになのか?」、「タイトルは何か?」、「どこの出版社なのか?どの雑誌なのか?URLは何か?」といった情報をきちんと書いておくこと
  4. データは可能な限り新しいデータを用いること。例えば、事例研究として取り上げている企業の業界内での現在の位置を論じる際に、2015年度の卒論であるにも関わらず、2010年度までの売上高で論じ、2011年度、2012年度、2013年度、2014年度の売上高を取り扱わないようなことはしないこと
  5. 卒論の本文に密接に関連するデータを参考資料として掲載する場合には、そのデータ数値を右寄せにしておくこと。
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2017年11月15日ゼミ 自主学習課題

AppleのAnnual Reportに記載された財務データのエクセル・ファイル(Apple-revnue1999-2016.xlsx)を基に指定のグラフを作成するとともに、下記の問いに答えなさい。なおグラフの軸目盛り、および、その単位・数値表示形式は図の通りになるようにしなさい。
また考察に際しては、Appleの決算は9月締めとなっていることを考慮しなさい。

問1 Appleの売上高、営業利益に関して図1および図2のグラフを作成しなさい。
問2 Appleの売上高、営業利益の歴史的変化の特徴を述べるとともに、そうした変化を引き起こした要因は何かを考察しなさい。なおその際に社名変更にも触れなさい。(本文500字以上、参考文献3個以上)
問3 Appleの研究開発費、対売上高研究開発費率に関して図3のグラフを作成しなさい。
問4 Appleの研究開発費、対売上高研究開発費率のあり方(あるい、歴史的変化)の特徴の考察に役立つ参考資料を3個以上探し出しなさい。




—— 以上の問1から問4までを2017年11月22日のゼミ授業時までに提出すること ———

問5 Appleの研究開発費、対売上高研究開発費率のあり方(あるい、歴史的変化)の特徴を述べるとともに、そうしたあり方(あるいは歴史的変化)は何を意味しているのかを考察しなさい。(本文500字以上)

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自動運転の定義

SAE(Society of Automotive Engineers)における自動運転のレベル定義

Table 1 – Summary of levels of driving automation

[出典]SAE International(2014,2016) Taxonomy and Definitions for Terms Related to Driving Automation Systems for On-Road Motor Vehicles, SURFACE VEHICLE RECOMMENDED PRACTICE J3016, Issued 2014-01, Revised 2016-09
http://standards.sae.org/j3016_201609/

上記の表の内閣官房IT総合戦略室(2016)による仮訳

[出典]内閣官房IT総合戦略室(2016)「自動運転レベルの定義を巡る動きと今後の対応(案)」2016年12月7日, p.5
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/senmon_bunka/detakatsuyokiban/dorokotsu_dai1/siryou3.pdf

内閣官房IT総合戦略室(2017)「官民ITS構想・ロードマップ2017(案)<経緯とポイント>」2017年5月30日p.3およびp.17に、SAE J3016の上記定義に沿った形で自動運転自動車のイノベーションに関する日本政府のロードマップとして、下記が記載されている。

1.レベル2(準自動パイロット)の市場化を2020年までに実現する
2.レベル3(自動パイロット)の市場化を2021-2024年度に実現
3.レベル4(高速道路での完全自動運転システム)を2025年度に実現

p.17の図
日本政府の目標は上記の通りであるが、ドイツの自動車メーカーのアウディは、レベル3の自動運転自動車を開発を終了し、2017年7月11日に市販車として世界初のレベル3自動運転を実現する新型「A8」を発表している。下記記事によれば、「2017年晩秋よりドイツで販売が開始され、価格は「A8」が9万
600ユーロ(約1178万円)、「A8 L」が9万4100ユーロ(約1223万円)からとなっている」とのことである。
谷川潔(2017)「レベル3自動運転を実現した新型アウディ「A8」について自動運転開発責任者 アレハンドロ・ヴコティヒ氏に聞く:「アウディ AI トラフィックジャムパイロット」とは」Car Watch, 2017年7月28日

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自動車の自動運転というイノベーション(2017.10.18)

自動車の自動運転というイノベーションに関わる問題
  1. 自動運転車の定義は何か?(レベル1~レベル5)
  2. 自動運転車のneedsは何か?(自動運転車はどのような必要性[necessity]に応えようとするものなのか?自動運転車の有用性[usefulness]は何か?自動運転車に対するwantsを持つ顧客はどのような顧客なのか?自動運転車を購入する顧客はどのような顧客なのか?)
  3. 自動運転車のseedsは何か?(自動運転車の実現に必要な技術的seedsは何か?)
  4. 自動運転車の社会的普及を妨げている法的規制は何か?を促進する法的規制は何か?(レベル1~レベル5というレベル区分との関連で論じること)
  5. 自動運転車の実現に向けて各国政府はどのような対応をしているのか?(たとえば日本政府は何をしているのか?)
 
自動車の自動運転に関わる文書
 
自動車の自動運転というイノベーションを促進するための背景的要素
 
自動車の自動運転に関するneeds-seeds視点からの考察
1.自動車の自動運転に関するneeds(必要性、有用性、市場)
  1. 運転手のヒューマンエラー[人間の判断ミス・反応ミスによる運転ミス、酒酔い運転、脇見運転、居眠り、突然死、認知症]による交通事故の防止
  2. 運転経路や運転操作のシステム的最適化による渋滞の緩和・温暖化ガス排出量の削減
  3. バス・鉄道などの公共交通システムの維持が困難な過疎地における交通システムとしての自動運転
  4. 営業マン等の運転操作からの解放による労働生産性の向上
 
2.自動車の自動運転に関するseeds
  1. GPS精度の向上
 
自動運転車イノベーションに関する既存自動車メーカーの戦略的対応 vs 新規参入メーカーの戦略的対応
想定している顧客ニーズに関する差異性と同一性の問題(どこが共通でどこに違いがあるのか?)
何で持続的競争優位性を確保しようとしているのか?(当該企業が強みとする技術的シーズは何か?当該企業の弱みはどこにあるのか?)

  1. 日本経済新聞 電子版(2015)「「自動運転」は破壊者か 攻めるグーグル、悩むトヨタ」日本経済新聞 電子版、2013/3/28 7:00
  2. liberty.com(2015)「自動運転でトヨタがグーグルの”下請け”に? 「思わぬライバル」にご注意」ザ・リバティWeb、2015.11.02
  3. Davies, A.(2015)「2040年、クルマの未来:運転は完全自動化され、人は幸福になる」2015.04.24
[佐野ゼミミニレポート用課題]
上記記事などを参考にしながら、自動運転車のイノベーションによって自動車業界の構造がどのように変化すると予想されているのかをまとめなさい。
 
自動運転に対する既存自動車メーカーの対応
[佐野ゼミミニレポート用課題]
上記記事などを参考にしながら、既存自動車メーカーにおける自動運転車への取り組みについて、企業別にまとめなさい。
 
自動運転に対する新興電気自動車メーカー・テスラの対応
[佐野ゼミミニレポート用課題]
上記記事などを参考にしながら、電気自動車メーカー・テスラにおける自動運転車への取り組みについて、企業別にまとめなさい。
 
自動運転車に関するグーグルの取り組み
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佐野ゼミ3年次-2017年7月度ゼミ課題レポート

下記のサンプル文章を基に、自分で必要な箇所を補ってきちんとした文章とさせて、3000字以上のレポートを完成させなさい。(下記のサンプル文章の中の赤字部分の指示に従って、文章を追加してください。)

—— 以下、サンプル文章 ——-

1.製品イノベーションを論じるための視点 — 高性能化・新機能実現・多機能化およびバンドワゴン効果
  新世代製品は、前世代製品と比較して、「より高性能である」「より多機能である」「前世代製品になし新機能を実現している」といった差異化により製品競争力を高めている。
  そうしたことが、前世代製品から新世代製品へと製品の世代交代が起きる主要な理由の一つである。

 高性能化・新機能実現・多機能化などによる製品イノベーションが社会的に普及するのかどうかは、顧客がそうした方向での製品イノベーションによって直接的にどのような便益を得ることができるのか(あるいは、直接的にどのような便益が得られると考えるのか)ということとともに、前世代製品から新世代製品への移行に際して製品のシステム性(製品本体や製品ユーザーが構成するネットワークのあり方、および、製品本体とその補完財が構成するシステムのあり方)がどのように変化するのかによっても左右される。
 後者の問題は、ロルフスがバンドワゴン効果論で論じた問題である。
 

2.ケータイに関するイノベーション論的考察
(1) ケータイに関する基本的イノベーション(1) — アナログからデジタルへへ
1G   アナログ
      ↓
    イノベーション
      ↓
2G,3G,4G デジタル
[上記の内容をわかりやすく自分の文章で記述すること]
 
 
(2) ケータイに関する基本的イノベーション(2) — 日本独自規格から世界統一規格へ
    日本    北米・ヨーロッパ・中国ほか
2G  PDC       GSM
           ↓
3G   世界統一規格

[上記の内容をわかりやすく自分の文章で記述すること]
[以下、このことに関連するエピソードを自分で記述すること]
 
 
3.FAXに関するイノベーション論的考察
(1) FAXに関する基本的イノベーション(1) — デジタルからアナログへ
G1, G2  アナログ
      ↓
G3, G4  デジタル
[上記の内容をわかりやすく自分の文章で記述すること]
 
 
(2) FAXに関する基本的イノベーション(2) — 性能向上
相対通信速度 解像度
G1 FAX    1       100dpi
G2 FAX    2       100dpi
G3 FAX    6       200dpi
G4 FAX   36 400dpi
[上記の内容をわかりやすく自分の文章で記述すること]
 
 
(3) G3 FAXに関するノベーション
なぜG3FAXは、キャズムを乗り越えることができたのか?-バンドワゴン効果論との関係での考察

[以下、自分で理由を考察すること]
 
 
(4) G4 FAXに関するノベーション
G4FAXは、G3 FAXの6倍の通信速度、2倍の解像度というかなり高性能な製品であった。( G3 FAXはG2 FAXの3倍の通信速度、2倍の解像度であったから、G2 FAXからG3 FAXへの製品イノベーションよりも、G3 FAXからG4 FAXへの製品イノベーションの方が技術的にはより大きな向上度である。)

そうであるにもかかわらず、なぜG4FAXは、G3FAXを超える社会的普及を実現できなかったのか?

[以下、自分で理由を考察すること]
 
 

—— 以上、サンプル文章 ——-

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