製品の需要は、製品の購入者が支払うべき金額によって変動する。
製品の購入者が支払うべき金額は、product life cycle論視点から見ると、下記のような諸要素によって規定されている。
product life cycle視点から見たトータル・コスト
1.初期コスト
1.1 製品本体購入コスト(製品本体の購入価格)
1.2 補完財購入コスト(周辺機器等の購入価格)
1.3 導入コスト
1.3.1 新規学習コスト(初期学習費用)
1.3.2 運搬・設置コスト(送料・運搬費、設置費用)
2・維持コスト
3.廃棄コスト
3.1 製品本体廃棄コスト(製品本体の廃棄費用、廃棄作業コスト)
3.2 補完財廃棄コスト(周辺機器等の廃棄費用、廃棄作業コスト)
ビールのような消費財においては、1.1と1.3.1と3.1などが問題となる。
問1 ビールの場合の販売価格の規定要因を、下記の分類に応じて具体的に考察しなさい。
1) コスト
2) 利益
3) 税金
2) 利益
3) 税金
ビールに関わる製品イノベーションの規定要因としての酒税法