卒業論文の不正行為に関する最近の社会的対応の変化に関する紹介

「たかが卒論におけるコピペ問題で何を騒いでいるのか?」「卒論でのコピペは誰もがやっていることではないか?」と感じられているゼミ生もまだ少なからずいると思われるので、最近の社会的状況の変化に関する記事を下記に紹介します。
 
2015年6月にお茶の水女子大では、「2013年3月に同大学を卒業した学生1人の卒業論文で、内容の3分の2が盗用だった」ことを理由として、その卒業生の指導教授を厳重注意処分にしています。
 
 
またゼミの下記WEBページでも紹介しておいたのですが、2004年に慶應大学環境情報学部では卒論の剽窃行為に対し、当該学期の取得単位取り消しおよび卒業取消などの処分はしなかったものの、剽窃をおこなった人物の実名をWEB上で公開するという措置をおこなっています。
 
 
さらに愛知県立大学では剽窃行為のある卒業論文を大学の研究所の年報に掲載したため、下記のように朝日新聞デジタルおよび名古屋地方版ですが、朝日新聞にも取り上げられました。また卒業論文におけるコピペが「一般化」している可能性が高いと思われる現状でそこまでするのはかなり行き過ぎた社会的制裁ではないかと個人的には思うのですが、WEB上ではその実名が公開されています。
 
 
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