- 放送の公共性
- 「放送」AND「公共性」
- 「公共放送」
- 「公共性」
- 「安全・快適な社会生活を営む上でなくてはならぬもの」=「みんなの役に立つこと」「公衆の利益に役立つこと」(公益性)
- 「誰にでも利用機会のあるサービスに関して、市場原理に任せて金儲け・利益追求の対象とするのではなく、安価に提供できるようにすること」(ユニバーサリティ、非商業性)
- 「高い質を持ったサービスを提供すること」(視聴率が取れるエンターテインメント中心の番組編成をしないこと、ジャーナリズム精神あふれる番組や文化的な番組を提供すること)(社会における文化の昂揚、文化水準の向上)
- 「放送に関するアカウンタビリティ(説明責任)を確保すること」(アカウンタビリティ)
- 「特定の主義主張や政治的立場に与しないこと」(不偏不党性)
- public interest
- public responsibility
- public service
- Öffentlichkeit
- Grundversorgung と Funktionsauftrag
- publicness
本論稿によれば、公共性という単語は下記のようなニュアンスを持つ言葉として新聞記事で使用されている。
著者は、「日本語の「公共性」は,この60年余りの間に,まことに正体のハッキリしないものになってしまった」にもかかわらず、「その「公共性」を錦の御旗にして放送事業を掌る人々の自己正当化が行われている」ことが問題だとし、「現在,日本で「公共性」として理解されているすべてをこの一語に包含し続けるよりは,「公共(的)――」というように,もう一つの名詞を添えて,概念の具体化を図ることが望ましい。それらの新しい概念は,人によって理解の食い違いを生まないような,明確なものでなければならない。」と主張している。
OTTは、Over The Topの略語で、「動画・音声などのコンテンツ・サービスを提供する事業者、もしくはそれらコンテンツ・サービスそのもの」を指す。Zoomなどのオンライン会議サービス、YouTube、Netflix、Amazon Primeなどの動画配信サービス、音声通話やメッセンジャー機能を備えたLINE、Skypeなど、「インターネットサービスプロバイダ(ISP)や通信事業者とは関係のない企業が運営し、特に大量のデータ通信が発生するサービス」をOTTと呼ぶことが多い。参考資料:『KDDI用語集』
https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/research/oversea/036.html
https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/research/report/2006_03/060302.pdf
https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/research/focus/070.html
https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/research/domestic/051.html
「最近、自主放送のコミュニティチャンネルをめぐって、公共性を問われる問題が相次いでいる。都内のケーブルテレビでは、市民が制作しコミニュティチャンネルで放送された番組が政治的公平性に問題があるとして、総務省から行政指導を受けた。」といったことを取り上げている。
https://www.nhk.or.jp/bunken/book/media/pdf/2016_32.pdf
ソーシャルメディアの公共性(pp.243-244)など、「放送の公共性」に関わる周辺的問題が論じられている。
ピンバック: 情報公共論第7回目課題-NHK独自の「放送の公共性」に対するレポート作成上の注意 | イノベーション・マネジメント by 明治大学 経営学部 佐野研究室