エクセル・テクニック用課題 — レコード・CDレンタル店数および貸レコード使用料・報酬の推移1980-2015

課題1 下記のデータを用いて、図のようなグラフを作成しなさい。
 
 
課題2 上記のグラフに関して下記の問いの一つ以上に答えなさい。
問1 レコードやCDをレンタルする店の数は、1983年および1984年に一旦停滞した後、1985年以降から急速に伸びている。こうした現象が生じた要因の一つには、http://www.sanosemi.com/biztech/document/Music-Soft-quantity-japan1952-2014.pdfに示されているような音楽ソフト(音楽を聴くためのメディア)に関する製品イノベーションがある。それはどういうことなのかをわかりやすく説明しなさい。
 
レコードやCDをレンタルする店の数の変化に関する問1で述べたような音楽ソフトの製品イノベーションが生じた理由について技術的視点から考察してみよう。
 
問2 問1で述べた音楽ソフトの製品イノベーションの急速な普及をもたらした要因の一つは、音楽愛好者が旧世代製品システム(旧世代の音楽ソフト製品+旧世代の音楽ソフト再生機器[音楽プレーヤー]という相互補完的製品システム)から新世代製品システム(新世代の音楽ソフト製品+新世代の音楽ソフト再生機器[音楽プレーヤー]という相互補完的製品システム)に乗り換えたことにある。それはどういうことなのかをわかりやすく説明しなさい。
 
「ガソリン自動車とガソリンスタンド」という相互補完的製品システムは、「電気自動車と充電スタンド」という相互補完的製品システムや、「燃料電池自動車と水素スタンド」という相互補完的製品システムに対して現在のところは相対的競争優位性を持っている。そうしたことがガソリン自動車から電気自動車、燃料電池自動車へという「環境に優しい自動車」の製品イノベーションの社会的普及を妨げている。
これに対して、問2で述べた旧世代製品システムから新世代製品システムへの製品イノベーションの社会的普及がスムーズに進んだ要因の一つには、SONYの戦略的対応がある。
 
問3 SONYの戦略的対応に関して、SONYの関連会社を含めたグループの事業構成のあり方という視点からわかりやすく説明しなさい。すなわち「環境に優しい自動車」の製品イノベーションの社会的普及がなかなか進まないのとは対照的に、問2で述べた製品イノベーションが急速に社会的普及に成功できた理由を事業構成という視点からわかりやすく説明しなさい。
 
問4 SONYの戦略的対応に関して、SONYの関連会社を含めた製品戦略という視点からわかりやすく説明しなさい。すなわちSONYは、問2で述べた製品イノベーションが急速に社会的普及に進むように、「携帯音楽プレーヤーに関してどのような製品をいつ最初に投入したのか?その製品の価格は経験曲線効果を想定しながら、どのような意図の下に設定されたのか?その製品価格は実際にどのようなインパクトを与えたと言われているのか?」をわかりやすく説明しなさい。
 
問5 問2で述べた旧世代製品システムから新世代製品システムへの社会的移行が実現した背景には、どのような技術的メリットの存在があったのかをわかりやすく説明しなさい。すなわち、旧世代製品システムにはなかった新機能の実現や、旧世代製品システムからの大幅な性能向上の実現といった視点から、製品イノベーションの意味をわかりやすく説明しなさい。
 
問6 レコードやCDをレンタルする店の数は、1983年および1984年に一旦停滞した後、1985年以降から急速に伸びている。問1から問5で論じた以外にどのような要因が関係していると考えられるのか?社会的要因、法的要因といった視点から考察しなさい。
 
問7 レコードやCDをレンタルする店の数は、1989年にピークに達した後、店の数の減少が現在に至るまで続いている。2015年には30年前の店数よりも少なくなっている。このように減少を続けた理由は何か?
 
問8 上記のグラフに関して、問1~問7のような問題文を1つ作成するとともに、自分でその答えを考えなさい。
 
問9 上記のグラフに関して、問1~問7のような問題文を3つ作成しなさい。なおこの場合には自分でその答えを考える必要はない。
 
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