佐野ゼミにおける合宿レポートや卒論のための「企画書」サンプル

佐野ゼミ-レポート・卒論概要サンプル2020-01-17-出版のデジタルイノベーション

(1) Innovationの「構造」的分析 – 自分が取り上げているイノベーションの構造はどのようなものなのか?
a. イノベーションの方向性に関する「基本」的・「抽象」的構造
b. イノベーションの方向性に関する「具体」的構造
c. イノベーションによる出版物Segmentationの変化
d. イノベーションによる業界構造の変化:
(2) 「量」的分析 – 取り上げたイノベーションに関わる統計データ・数量データにはどのようなものがあるのか?
a. 日本の電子出版の現状に関する最新データ-電子出版は出版市場全体の約18%
b. 日本の電子出版市場(雑誌・書籍)の市場規模推移2002-2008および予測に関する数値データ
c. 学術雑誌のデジタル化 – 大学図書館で購入される書籍・雑誌のデジタル化
d. 電子書籍の利用率に関する調査データ
e. 図書館のデジタル化に関する調査データ
(3) Innovator – イノベーションの担い手は?イノベーションによる「新規」stakeholderは?イノベーションによって「排除」されるstakeholderは?
a. ECプラットフォーマー - デジタル・ブック+デジタル・ビューアー
b. 出版社
c. 著者
(4) innovationの対象顧客 – どのような顧客を対象として、イノベーションを推進するのか?
a. 個人消費者
b. 図書館
(5) innovationのneeds – 顧客あるいは社会のどのようなneedsを対象として、イノベーションを推進する(推進した)のか?
a. 既存顧客層のneeds-現在の顧客層に関して、どのようなneedsをどのように、どの程度まで充足できているのか?また、現在の顧客層に関して、どのようなneedsを充足できていないのか?
b. 非既存顧客層のneeds-まだ顧客とはなっていないが、顧客として取り込みたいと考えているターゲット顧客層が抱えている問題点=needsの内で、どのようなneedsを充足しようとしているのか? そのneedsはターゲット顧客層が「認識し充足したいと欲している」既存needsなのか?あるいは、「認識していない」「充足したいと欲してはいない」新規needsなのか?
(6) innovationのseeds – どのようなseedsを利用して、イノベーションを推進する(推進した)のか?現にすぐに利用可能な既存seedsは何か?新規研究開発投資が必要な新規seedsは何か?
(7) 競合他社・競合他業界とのinnovation競争において競争優位を持続可能とする要因は何か?
a. デジタル出版のプラットフォーム間競争

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