佐野ゼミでレポートや卒業論文を作成する際には、下記のような視点から分析・検討をおこなうようにして下さい。
- 何から何へのイノベーション(革新)であるのか?
- 製品に関するどのようなイノベーションなのか?
製品の「機能」(function)に関するイノベーション —- 新機能実現、あるいは、既存機能の削減
製品の「性能」(performance)に関するイノベーション —- 性能向上、あるいは、性能低下
製品の「コスト」(cost)に関するイノベーション —- 製造コスト低減、スイッチングコスト低減、初期費用低減、ランニング・コスト低減、廃棄コスト低減、ライフサイクルコスト低減 - どのようなタイプのイノベーションであるのか?
イノベーションのタイプ分類としては、下記のように何種類もの分類アプローチがある。
a.radical vs incremental
b.sustaining vs disruptive
c.technology-driven vs Market-driven
d.Product-Out vs Market-In
http://www.sanosemi.com/biztech/document/traditional-view-of-innovation.pdf - 企業あるいは開発者・企業家はなぜイノベーションに取り組んだのか?
- イノベーションを実行している企業は、イノベーションによってどのような競争優位性を確保しようとしているのか?
- イノベーションをどのような形で実行したのか?