先駆者(first-mover)のメリット
1.新規製品市場の形成初期には先駆者に対する競合相手がいない(あるいは少ない)ので競争は相対的に緩やかである。—- ブルーオーシャン戦略が問題にしたことを参照のこと
2.先駆者は、特許権・著作権・商標権などの知的財産権を手に入れることができる
3.先駆者は希少資源、限定資源を先取りすることができる
(地上波アナログ放送に適した電波資源は有限—NHK,日本テレビ、TBSテレビ、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京などに限定されている理由、ライブドアなど新規参入が困難である理由
セリーグ、パリーグの球団数は6球団と限定されている・・・新規参入のためには既存球団を買収するしかない
携帯電波のプラチナバンド問題)
4.製品のスイッチグコストが高い場合には、先駆者がadvantageを持つ
(このことに関して、井出さんが説明)
5.製品の補完財とイノベーションの関係—システム性を持った製品の場合には、補完資産との関連、ネットワーク効果(ネットワーク外部性)により先駆者が有利になる
(このことに関して、尾関さんが説明)