電子辞書関連データ

電子辞書の出荷実績の歴史的推移2002-20142014年の電子辞書の出荷金額、出荷台数、平均出荷価格(単位:円)は下記の通りである。

金額 台数 平均出荷価格
国内向け 242億42百万円 138万9,584台 17,446
海外向け 6億99百万円 6万6,868台 10,453
合計 249億41百万円 145万6,452台 17,124
 
ビジネス機械・情報システム産業協会の下記データで、電子辞書関連の出荷台数、出荷金額に関するデータを得ることができる。
他にも、複写機、ページプリンタ、データプロジェクタ、電卓、ECR/POS(金銭登録機)、タイムレコーダ、シュレッダーなどのデータが掲載されている。
 
 
課題1.上記データに基づき、下記のエクセル・ファイル「電子辞書の出荷実績の歴史的推移2002-2014」の背景が緑色の空欄セル部分に数値を入れなさい。
 
課題2.上記のエクセル・ファイル「電子辞書の出荷実績の歴史的推移2000-2014」の下部にあるグラフ作成用転記データを利用して、グラフを作成しなさい。
 
課題3.電子辞書の開発プロセスに関する資料を探し出して、その内容を要約しなさい。なおその際には、証言者の記事をそのまままとめるのではなく、「本当にその証言が正しいのか?」、「証言に不適切な点や間違った誇張がないのかどうか?」、「証言者は実際にはどのようなことを主張しようとしているのか?」を批判的に考察しながらまとめなさい。
 
課題4.電子辞書の歴史に関する資料を5個以上探し出しなさい。
(1) 下記資料ビジネス機械・情報システム産業協会(2007)による電子辞書の世代区分に関して、代表的製品を挙げながらわかりやすく説明しなさい。
 ・第一世代:携帯型の簡易タイプ
 ・第二世代:漢字表示と収録語数の増加
 ・第三世代:本格収録タイプの登場とスタンダードタイプに二極化
 ・第四世代:本格収録タイプの市場拡大
 ・第五世代:搭載コンテンツとラインナップの拡充
 ・第六世代:音声・カラー・追加型カード対応など機能の発展
(2) 自分が探し出してきた資料の内容を比較しながら、「モノクロ画面からカラー画面への変更」など、電子辞書の段階的な技術発展を示す最も適切と思われる歴史的世代区分をしなさい。またその際に「どのような意味・基準軸で、どのような方向に向かって技術的発展が進んでいるのか?」に注意しながら記述をおこないなさい。
 
課題5.セイコーが電子辞書事業から撤退した理由を説明しなさい。その際に、セイコーの電子辞書の製品競争力、セイコーの電子辞書売上、市場シェアなどを調べて書きなさい。
 
課題6.「山口真弘の電子辞書最前線」という連載など下記の記事を参考にしながら、各社の製品シリーズの歴史的展開のあり方、および、時代ごとに各社の代表的製品の比較をおこないなさい。
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