任天堂3DS関連 — 構成モジュール、性能ほか[旧データ]

1.任天堂3DSの販売数量関連
日本における任天堂3DSの販売開始は2011年2月26日、EUが2011年3月25日、アメリカが2011年3月27日である。グラフは、各年度ごとの販売量を示したものである。
2015年の第2四半期までで、任天堂3DSの販売台数は国内1,979万台、世界5,434万台である。また任天堂の3DS用ソフトの販売台数は、国内 9,437万本、世界販売台数24,486万本である。
任天堂3DSの販売台数の推移2010-2014
 
Nintendo_3DS_soft-sales
 
課題1-1 任天堂(2015)「連結販売実績数量推移表(2015年9月30日時点)」に基づいて自分で上記のグラフを作成し、考察を加えなさい。
 
2.任天堂3DSのGPU関連
(1)グラフィックス性能
a.グラフィックス性能に関する記事1—「頂点性能1,530万ポリゴン毎秒、ピクセル性能8億ピクセル毎秒」
b.グラフィックス性能に関する記事2 —「頂点性能4,000万ポリゴン毎秒、ピクセル性能8億ピクセル毎秒」
任天堂3DSのGPUは、ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)のPICA200をカスタマイズしたものである。そのDMPのPICA200のカスタマイズ前の基本性能は、であり、PSPのGPU性能「頂点性能3,300万ポリゴン毎秒、ピクセル性能6億6400万ピクセル毎秒」を少し上回る程度の性能であるとされているが、ディジタルメディアプロフェッショナル社のWEBページなどの記載にあるように、頂点性能の数値は1530万ポリゴン毎秒の方が正しいと思われる。

「DMPのサイトに公開されている、V4×P4の基本デザインを200MHz駆動させたPICA200のパフォーマンスは頂点性能4,000万ポリゴン毎秒、ピクセル性能8億となっており、このパイプライン数やこのパフォーマンス値で過去をあたると、大体、NVIDIAでいうところのGeForce2~GeForce3くらいのパフォーマンスになるだろうか。
 PSPのGPU性能である頂点性能3,300万ポリゴン毎秒、ピクセル性能6億6400万ピクセル毎秒とよく比較され、「思ったほどハイスペックではない」という意見も聞かれるようだが、むしろコスト重視の任天堂にしては、十分過ぎるほどのスペックを持ってきたという印象すらある。」

[出典]
西川善司(2010)「西川善司の3Dゲームファンのための「PICA200」講座(後編) 「MAESTRO-2G」からニンテンドー3DSの表現力を考察する!」Game Watch, 2010.10.07
http://game.watch.impress.co.jp/docs/series/3dcg/20100716_381357.html

c.ディジタルメディアプロフェッショナル社のプレスリリース —- 任天堂3DS他への採用関連記事
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