コンタクトレンズの歴史
『日本コンタクトレンズ学会誌』の第47巻 第2号(2005)の「その1」 から第53巻 第1号(2011)の「その18」まで
コンタクトレンズ博物誌(その1)
コンタクトレンズ博物誌(その2)
コンタクトレンズ博物誌(その3)- 19世紀における医療目的用コンタクトレンズ開発に関する記事
コンタクトレンズ博物誌(その4)- コンタクトレンズの素材に関するガラスからプラスチックへの技術革新に関する記事
コンタクトレンズ博物誌(その5)- 日本国内における第二次大戦前から1950年代にかけてのコンタクトレンズの歴史に関する記事
コンタクトレンズ博物誌(その6)
コンタクトレンズ博物誌(その7)
コンタクトレンズ博物誌(その8)
コンタクトレンズ博物誌(その9)
コンタクトレンズ博物誌(その10)
コンタクトレンズ博物誌(その11)
コンタクトレンズ博物誌(その12)
コンタクトレンズ博物誌(その13)
コンタクトレンズ博物誌(その14)
コンタクトレンズ博物誌(その15)
コンタクトレンズ博物誌(その16)
コンタクトレンズ博物誌(その17)
コンタクトレンズ博物誌(その18)
コンタクトレンズ博物誌(その2)
コンタクトレンズ博物誌(その3)- 19世紀における医療目的用コンタクトレンズ開発に関する記事
コンタクトレンズ博物誌(その4)- コンタクトレンズの素材に関するガラスからプラスチックへの技術革新に関する記事
コンタクトレンズ博物誌(その5)- 日本国内における第二次大戦前から1950年代にかけてのコンタクトレンズの歴史に関する記事
コンタクトレンズ博物誌(その6)
コンタクトレンズ博物誌(その7)
コンタクトレンズ博物誌(その8)
コンタクトレンズ博物誌(その9)
コンタクトレンズ博物誌(その10)
コンタクトレンズ博物誌(その11)
コンタクトレンズ博物誌(その12)
コンタクトレンズ博物誌(その13)
コンタクトレンズ博物誌(その14)
コンタクトレンズ博物誌(その15)
コンタクトレンズ博物誌(その16)
コンタクトレンズ博物誌(その17)
コンタクトレンズ博物誌(その18)
2.日本コンタクトレンズ学会コンタクトレンズ診療ガイドライン編集委員会(2014)「コンタクトレンズの歴史」『コンタクトレンズ診療ガイドライン』(第2版)第1章、『日眼会誌』118巻7号、pp.559-561
p.559に詳細な年表がある
p.559に詳細な年表がある
簡略だがわかりやすい年表がある
コンタクトレンズ市場関連
コンタクトレンズの素材に関する技術革新
「ガラス」素材から「光透過性プラスチック」素材への技術革新
ハードコンタクトレンズの製造開始は1930年代 — 素材はアクリル樹脂ポリメチルメタクリレート(PMMA,Polymethyl methacrylate)やCAB(cellulose acetate butyrate)などのプラスチック素材。
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アクリル樹脂ポリメチルメタクリレート素材は角膜の代謝に必要な酸素を透過しないという問題点があった
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酸素透過性ハードコンタクトレンズの製造開始は1980年代 — 素材はシリコーンアクリレート、シリコーンフルオロアルキルアクリレートなどの共重合体
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アクリル樹脂ポリメチルメタクリレート素材は角膜の代謝に必要な酸素を透過しないという問題点があった
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酸素透過性ハードコンタクトレンズの製造開始は1980年代 — 素材はシリコーンアクリレート、シリコーンフルオロアルキルアクリレートなどの共重合体
ソフトコンタクトレンズの製造開始は1970年代 — 素材はポリヒドロキシエチルメタクリエート(PHEMA)
ハードコンタクトレンズの製造は旋盤加工が主体であり、患者の眼の構造の違いに対応するため多種類のベースカーブのレンズが必要。しかしソフトコンタクトレンズはハードコンタクトレンズと異なり、厳密なベースカーブが必要ではなく、3種類のベースカーブでほぼ実用的には問題がない。製造コスト低減のため、型に注入して製造するモールド製法(鋳型製法)が主体である。
[参考資料]