デジタルカメラの出荷台数、出荷金額、製品単価の歴史的推移

[目標]
数値データをもとに分析・考察をおこなうための練習として、下記のPDFファイルの数値をもとに、グラフを作成し、分析・考察すべき課題を自分で考え出してみよう。
 
 
課題1 上記PDFデータをエクセル・ファイル化したものが下記ファイルである。
課題1-1 下記ファイルを利用して、次に挙げるグラフなどを自分で作成して、デジタルカメラへの製品イノベーションに関してどのようなことを問題とすべきかを考えなさい。ただし課題2で挙げた問題以外のものを自分で一つ考えだしさない。
 
課題1-2 課題1-1で自分が挙げた問題について、その模範解答を書きなさい。
 
課題2 下記のグラフからは、すぐに下記のような現象を見て取ることができる。
現象1. それまで順調に成長してきたデジカメ市場が2009年に出荷台数が前年割れした後、2010年は1億2146万台となり、2008年の1億1976万台を超える成長を遂げている。
 
現象2. それまで順調に成長してきたデジカメ市場は2008年の2兆1640億円をピークとして基本的に減少傾向にある。出荷台数と異なり、2010年の出荷金額は2009年とほぼ同一で、2008年より20%以上も減少した数値になっている。
 
現象3. レンズ一体型デジタルカメラ市場は2008年の1兆6387億円をピークとして基本的に減少傾向にある。しかしレンズ交換式デジタルカメラ市場のピークは、2012年の7,532億円であり、その後も減少傾向にあるとはいえ2008年の5,254億円より10%以上も上回る数値をキープしている。
 
上記の現象1、2、3ということからは次のようなことが考察すべき疑問として浮かぶ。
 
課題2-1 出荷台数の面から見ると、2009年に一時的に市場が落ち込んだのはなぜなのか?
 
課題2-2 出荷金額の面から見ると、2008年をピークとして基本的に減少傾向が続いているのはなぜなのか?
 
課題2-3 出荷金額の面から見ると、レンズ一体型とレンズ交換式では市場動向がかなり異なるのはなぜなのか?
 
degital_camera-value_of_shipment-1999-2015
 
degital_camera-unit_shipment-1999-2015
 
degital_camera-unit-price-1999-2015
 
カテゴリー: 2016年度-2年次ゼミ, イノベーション論, 事例的課題, 佐野ゼミ生用, 佐野ゼミ生用課題 パーマリンク