コンタクトレンズ関連資料

コンタクトレンズの歴史
『日本コンタクトレンズ学会誌』の第47巻 第2号(2005)の「その1」 から第53巻 第1号(2011)の「その18」まで
 
 
 

簡略だがわかりやすい年表がある

 
 
コンタクトレンズ市場関連
 
コンタクトレンズの素材に関する技術革新
「ガラス」素材から「光透過性プラスチック」素材への技術革新
ハードコンタクトレンズの製造開始は1930年代 — 素材はアクリル樹脂ポリメチルメタクリレート(PMMA,Polymethyl methacrylate)やCAB(cellulose acetate butyrate)などのプラスチック素材。
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アクリル樹脂ポリメチルメタクリレート素材は角膜の代謝に必要な酸素を透過しないという問題点があった
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酸素透過性ハードコンタクトレンズの製造開始は1980年代 — 素材はシリコーンアクリレート、シリコーンフルオロアルキルアクリレートなどの共重合体

ソフトコンタクトレンズの製造開始は1970年代 — 素材はポリヒドロキシエチルメタクリエート(PHEMA)

ハードコンタクトレンズの製造は旋盤加工が主体であり、患者の眼の構造の違いに対応するため多種類のベースカーブのレンズが必要。しかしソフトコンタクトレンズはハードコンタクトレンズと異なり、厳密なベースカーブが必要ではなく、3種類のベースカーブでほぼ実用的には問題がない。製造コスト低減のため、型に注入して製造するモールド製法(鋳型製法)が主体である。

[参考資料]
 
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