コストリーダーシップ戦略の事例としての格安スマホ

iPhoneやGalaxyのような「高級」スマホに対して、内蔵カメラの画素数を抑えたり、画面サイズを小さくしたり、電池容量も少なめにしたり、CPUの性能も低くしたりするなどの製品設計(product design)により、製造コストを抑えた製品が格安スマホである。

考察1. そうした格安スマホの競争優位性に関して、「全く新しいカテゴリーのスマホ」(米モジラ財団 ジェイ・サリバンCOOの発言)である25ドルスマホ端末に関する下記のような記事などを参考にしながら考察しなさい。

  1. 「第3のOS「ファイヤーフォックス」搭載、25ドルスマホの実力は、簡単操作、初心者使いやすく、ライバルは「ウィンドウズ」」『日経産業新聞』2014年2月28日
  2. 「スマホ40億人時代(上)25ドル端末の破壊力――先進国市場まで射程」『日本経済新聞』2014年3月11日朝刊

考察2. ノキアが2014年2月に発表した「格安」スマホの220に関して、それを米モジラ財団の25ドルスマホと比較しながら、ノキアの競争戦略の意図と、予想される結果について考察をおこないなさい。

  1. 「世界最大、携帯見本市で競演、旗艦スマホVS.格安スマホ――ソニー、4K動画を撮影、ノキア、29ユーロで機能十分」『日経産業新聞』2014年2月28 日

考察3. イー・アクセスのような通信サービスプロバイダの戦略として、格安スマホの登場をどのように考えるべきなのかを下記の記事などを参照しながら考察しなさい。

  1. 「イー・アクセス、速さに磨き、格安スマホ通信エリア拡大、ソフトバンクと連携テコに」『日経産業新聞』2013年9月5 日
カテゴリー: 2014年度-3年次ゼミ(2013-2015), コストリーダーシップ戦略, ポーターの競争優位論, 佐野ゼミ生用, 佐野ゼミ生用課題 パーマリンク