2018卒論作成に際しての注意事項

佐野ゼミにおける卒論は、「イノベーション」をテーマとすることが必須条件です。
 
イノベーションとは、日本語で「革新」、ドイツ語で「Neuerung」、中国語で「創新」とも表記されることに示されているように、「何かを新しいものに変えること」を意味しています。
したがって卒論の形式として下記のような事項が明示されていることが必須です。そうなっていない場合には卒論を不可としますので、書き直しをしてください。

1.何に関するイノベーションなのか?
例えば、「広告に関するイノベーション」でいえば、「そもそも広告とは何か?」、「広告業界・広告産業の内部構造と外部環境はどのようになっているのか?」を明確にしたうえで、自分は何を主たる対象として取り上げるのかを明示しておくこと。
 
2.何から何へのイノベーションなのか?
2-a 旧世代のProduct(製品、サービス、システムなど)はどのようなものであったのか?
2-b 新世代のProduct(製品、サービス、システムなど)はどのようなものであるのか?
 
3.どのようなneeds(広義)に応えるイノベーションなのか?
2-a イノベーションの遂行者はどのようなneeds(狭義)に応えようとしているのか?すなわち、当該のイノベーションは、どのような意味で有用性(usefulness)を増大させるものなのか?またイノベーションの想定顧客は自らのneeds(狭義)をどこまで認識しているのか?それとも認識していないのか?
2-b イノベーションの遂行者はどのような顧客の、どのようなwantsに応えようとしているのか?すなわち、当該のイノベーションに対してwantsを現に持っているのは、どのような顧客なのか?また顧客は自らのwantsをどのような形で明確に述べているのか?
2-c 当該イノベーションによって生み出されたProduct(製品、サービス、システムなど)に対するMarket needsすなわちdemandは数値的にどのようなものであるのか?当該製品分野において、新世代製品の普及率や販売数量はどのようなものなのか?その年次推移はどうなっているか?
 
4.イノベーションのseedsは何か?
自社はどのような技術的resourceを現に有しているのか?自社は将来的にどのような技術的resourceの開発を目指しているのか?競合他社はどのような技術的resourceを現に有しているのか?競合他社は、将来的にどのような技術的resourceの開発を目指しているのか?
なお上記の分析をもとに、技術的resourceに関する自社と他社の競争優位を分析すること